1995年生まれ、本名はデンゼル・レイ・ドン・カリー。アメリカはマイアミを拠点に活動するラッパー。2011年に公開した初のミックステープがスペースゴーストパープのSNSにて紹介され、注目を浴びる。2013年、当時高校生でありながらもデビュー作『Nostalgic 64』をリリース。2015年に発表したEP『32 Zel / Planet Shrooms』収録のシングル「Ultimate」が大ヒットし、ゴールド・ディスクを獲得。2016年にはリック・ロス等が参加した2ndアルバム『Imperial』を発表し、同年に米ヒップホップ誌XXLにて2016年有力新人としてピックアップされる。2018年にリリースされた3rd アルバム『Ta13oo』（タブー）をリリースし、見事全米アルバムチャートTop30にランクイン。この作品に収録されている「Sirens」では、ビリー・アイリッシュと共演しており、共にツアーをしたことがあるビリーは、デンゼル・カリーのことを”本物の男”と称賛している。2019年に４枚目のアルバム『Zuu』をリリースし、2020年2月は敏腕プロデューサーKenny Beatsとのコラボ作『UNLOCKED』をリリース。2022年には豪華ゲストが参加し、日本の映画やカルチャーからの影響を色濃く反映させたアルバム『Melt My Eyes See Your Future』をリリースしている。2019年には初来日公演を果たしており、ドラゴンボールなど、日本のアニメや映画が好きなことでも有名。
