1984年、当時音楽ライターをしていたアイラとジョージアを中心にニュージャージー州ホーボーケンにて結成。91年にジェームズが加入し、現在のスリー・ピースの形となってからは97年発表の『I Can Hear the Heart Beating as One』をはじめ世界中のオルタナ・ファンを魅了し続ける名作をいくつも生み出してきた。2023年2月には話題となった奈良美智とのコラボレーションEP「Sleepless Night」を挟んで、バンドのノイズとアコースティック双方の魅力を携えた16作目となる最新アルバム『This Stupid World』をリリース。長きに渡る活動の軌跡はまさにUSオルタナ〜インディの理想形とも言えるヨ・ラ・テンゴが2013年のグリーン・ステージ以来、実に10年ぶりにフジロックへ戻ってくる。